00086-040618 Happy Hacking Keyboard Lite 2
午前中は仕事。講義の準備等。
朝からお弁当を自宅に忘れて来るというぼけた一日の始まり。
お昼、T来訪。iBlogがクラッシュして過去の日記がすべて消えてしまったというので、「リンクが切れてしまっただけでファイルは全部残っているはずだからとりあえず持っていらっしゃい」と昨日メールを送っておいたのだ。Macを開いてライブラリを見たり、.macのiDiskを見ると、案の定、きちんとファイル自体は残っていた。とりあえずすべてバックアップを取って、あとはT自身でiBlogに読み込み直してもらうことにした。
アプリケーションがクラッシュしてもファイル自体は消えないことの方が多い。しかし、新たに同じ名称のファイルを作成してしまうと、その時点で上書きされて元のファイルが消えてしまうことになる。したがって、アプリケーションがクラッシュした場合には、慌てず、まずは作成中のファイルを救うことを考えましょう。分からなければ分かる人にSOSすること。
そんなこんなで3限、4限の民法2へ。
研究室を出てエレベーターに乗ったとたん、「あっ、六法を忘れた!!」
研究室に戻り、六法を持って教室へ。教卓で持参した資料を調べたら、「あっ、メッセージシートのコピーを忘れた!!」
これがないと先週のメッセージシートに書かれていた質問が分からないので、学生には待っていてもらって研究室に取りに戻る。今日は本当になんだかぼけた一日。
ようやく講義開始。
・クイズの解説
・質問への回答
・損害賠償の続き
・契約の解除
さっそく研究室で開封し、Macキットをつける。MacキットにはMac用のドライバソフトとMac固有のキーがいくつか入っていて、キーを付け替えるようになっている。 最下段のキー(optionやcommandキー)はすべて取り替えたのだが、取り替えを悩んだのはD, F, J, Kの各キー。
これらのキーを取り替える理由は、「突起」の有無にある。この突起は、キーボードを見なくてもホームポジションに手を置くことができるように付けられているものである。デフォルトでは、FとJキーに突起がついている。Windows機のキーボードや最近のMacのキーボードと同じだ。しかし、昔の高品質なMacのキーボードにはDとKキーに突起がついていた。それなのに最近はMacもWindows機に合わせて、FとJキーに突起をつけるようになったのだ。さてどちらが合理的だろうか。
答えは明らか。DとKである。
なぜなら、人間の手の指のうち、もっとも指先の感覚が鋭敏なのは中指だからだ。たとえば、目の不自由な方の多くが点字を中指で読んでいると聞く。アップルはそういう人間工学的なことをちゃんと考えて、ホームポジションで中指が来るDとKに突起を付けたのだろう。昔、FとJに突起のあるWindows機を見て驚いたことを覚えている。
Happy Hacking KeyboardのMacキットは、この突起の位置を変えられるように、交換キーを用意しているのである。さて、交換するかしないか。しばし考えた。なぜなら、現在の一般的なキーボードはすべて人差し指が来るFとJとに突起を付けているから、混用すると手を置き間違えるだろうと思ったからだ。現に、以前Macのキーボードの突起の位置がFとJに変更されたころは、よく打ち間違えたものだった。キーボード等見ずに手を置いてやおら打ち始めるさい、無意識に中指で突起位置を確認して手を置いているから、ひとつずれて手を置いてしまうからなのだ。
しかし、結局交換した。
最近は中指のキーに突起があるキーボードをしばらく使っていなかったが、実際に使ってみると、やはりこちらの方が落ち着くのだ。なぜなら、突起がキートップの一番手前についているため、普通に打っているときにはほとんどこの突起に触れることがないから、違和感を感じずにすむからだ。
しばらくこれで使い続けてみたいと思う(いま、このblogもHHKBで打っています)。
このキーボード自体の使い心地については、しばらく使ってから書くことにします。いまのところ、アップルの純正キーボードとどっこいどっこいかな。
今日は財務省研修所のS教育官や研修生の方々からメールをいただきました。どうもありがとうございます。ぜひまた会いましょう。